吸血鬼と愉快な仲間たちSEASON2 ACT7ﾈﾀﾊﾞﾚ(ｺﾐｯｸ最新4巻)と漫画感想!

2020年8月29日

吸血鬼と愉快な仲間たち最新刊4巻に収録のSEASON2 ACT7「ほしいのは、愛」。

この記事ではそのネタバレと感想、お得＆無料で読む方法も紹介していきます。

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吸血鬼と愉快な仲間たちSEASON2 ACT6

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漫画「吸血鬼と愉快な仲間たち」SEASON2 ACT7（4巻）「ほしいのは、愛」ネタバレ【花とゆめAi　原作：木原音瀬　漫画：羅川真里茂】

　今回は、アルがドラマの吸血鬼役をやる中で巻き込まれた事件の解決編になります。

　あきらの職場（葬祭会館）にて、まだ昼間なのでコウモリ姿のアルは元気なくシュンとしています。（血が足りない様子）
　日没になり人間の姿に戻ったアルは、あきらからエンバーミング（遺体保存）処置後の血をもらって回復します。
　アルはあきらからもう撮影所に行くなと言われます。今、おまえは重症だということになっていると。（ふつうの人間なら死んでいる傷なので）

　その後、一人で処置室を掃除していたアルは忽滑谷（ぬかりや）刑事の言葉を思い出してハッとします。安藤につき落とされたときに、下の樹木の中でキラッと光る何かを見たのです。
　次の日でしょうか、昼間コウモリになったアルがその樹木の中で優香の携帯を発見します。

　夜、あきらのマンションに忽滑谷刑事がやってきました。
　忽滑谷、あきら、アルの三人で優香の携帯をチェックしています。（携帯のロックはあきらが推理して解除しました）
　データの中に、優香が安藤の元恋人の男と仲良く映っている動画がありました。

　その後、アルはドラマ共演者だった三谷に協力を求めます。

　三谷は安藤を一室に呼び出し、「優香の携帯が見つかった」とそれが入った箱を見せます。そして重症だったアルが亡くなったと話します。（嘘をつきます）
　呼び出しの電話を装い三谷は安藤を部屋に残して外へ出ます。
　そのとき電気が消え、真っ暗になったところで優香の携帯が鳴ります。
　再生された優香の動画の音声に重なって、安藤が彼女にしたことの回想シーンが描かれます。（やはり安藤が犯人でした）
　そして興奮した安藤の目の前に現れたのは血だらけのアルでした。
　アルの誘導により安藤は自分の罪を自白します。
　そこへ忽滑谷刑事が登場し、安藤は捕まります。

　そんな中、同僚の室井の母親が亡くなります。
　家族との対立が少し描かれますが、最終的にあきらの言葉をきっかけに話し合い、最後は生前のように綺麗な姿の母親と対面して室井は泣きます。

　お金がたまったら、あきらの家から出て行く約束をしていたアルでしたが心変わりします。
　あきらの傍にいたいと思ったアルは「ずっとここにいたい」と言い怒られます。
　自分の気持ちを素直に表現し、次々思ったことを口にするアルにあきらは混乱してしまいます。
　最後は、ふて寝してしまうあきらにアルが膝をついて愛を誓うシーンで終わっています。

感想

4巻の巻末に原作者の木原音瀬さんの忽滑谷さんエピソード（小説）が少し入っています。忽滑谷さんて、あきらの高校のときの同級生なんですね。あきらがアメリカ留学中の話で、旅の途中で忽滑谷と会っています。そのころアルはまだ人間で俳優を目指していた十代だったみたいです。（小説には出てきません）

　あきらはアルに対して、拾ってきた動物のように情を移しちゃいけないって感じで接しています。（忽滑谷刑事さんいわく「離れるのが辛くなるから情が怖い」んじゃないかと）
　一見冷たいあきらですが本当は優しいところをアルもわかっていて懐いてる感じです。
　人間でなくなっていきそうだったアルが、人間嫌いのあきらと一緒にいることで人間らしさを失わないですむ、というのが不思議な感じです。

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