名も知らず9話ﾈﾀﾊﾞﾚと漫画感想!彩音に許されたことを実感する一真の涙

2025年1月16日

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漫画「名も知らず 9巻 -呼び合う日々-」。

この記事では、その第9話のネタバレと感想をお届けします。

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名も知らずネタバレ一覧はこちら↓
名も知らず1話
名も知らず2話
名も知らず3話
名も知らず4話
名も知らず5話
名も知らず6話
名も知らず7話
名も知らず8話（最終回）
名も知らず9話（後日談）
名も知らずﾈﾀﾊﾞﾚ含む感想各話まとめ
名も知らずという漫画ってどうなの？最終回まで全話読んだ私の徹底レビュー！ネットの感想も

漫画「名も知らず 9巻 -呼び合う日々-」ネタバレ含むあらすじ＆感想【ヤナギナギ】

前回8話振り返り

一真が相馬財閥の後継者になったことを思わせるニュースを見た彩音は、一真と出会った町に戻ってきて全てが終わったかに思えましたが、そこに一真がやってきます。

一真は彩音と鈴がいてこそ自分の幸せだからと言い、彩音は一真を傷つけてきたことを謝ることに。

彩音と一真は鈴を連れて、自分たちの住まいに帰っていきます。

名も知らず最終回8話ﾈﾀﾊﾞﾚと漫画感想!本心と向き合う彩音と相馬

試し読みはこちら（コミックシーモア）漫画「名も知らず」。この記事では、第8話のネタバレと感想を ...

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9話あらすじ

3人で暮らしていたマンションに戻ってきた彩音と一真、鈴。

鈴は3人でおうちに戻ってこれておおはしゃぎ。

一方、彩音は一真におかえりと言われても、まだびくついてしまいます。

夕食を終えて彩音が鈴に寝る支度をさせます。

一真が洗面所で3人分の歯ブラシを見て微笑んだとき、鈴が泣き叫ぶ声が響いてきて…。

彩音に対して駄々をこねて泣いていて、一真は状況が理解できません。

鈴はパパと寝たいと言っていたみたいだったのですが、よく聞いてみるとママも3人で寝たいのだと言ったのでした。

一真は彩音の反応を察し、彩音が鈴の希望を遮ってそれを否定するのも納得します。

鈴を説得して二人で寝ようとする一真でしたが、そこで彩音が一真に事情を話し、部屋が狭いからリビングで一真を寝かせるのが悪いと思っていたことを打ち明けるのでした。

彩音が自分はいいんだけど、とこぼしたのを聞いて、一真はうずくまって顔を覆って伏せてしまいます。

一真はそれならと、三人で寝ることを提案してみることに…。

9話感想

一真が彩音に受け入れられていることが分かったときの感動や涙が鳥肌ものでした。

夢みたいなことが現実になっていても、一真はなかなか信じられなくて、彩音がそれを必死に打ち消して癒そうとしている姿も心に響きました。

パパママに囲まれた鈴の幸せそうな笑顔も、彩音と一真の幸せな気持ちがどれだけのものか伝わってくるようでした。

一真が名前で呼ばれたい気持ちを打ち明けたことや、彩音がその名前をすでに知っていること、さらに、彩音も一真との幸せな家庭を望んでいることを知れたときの一真。

嬉しさに泣く一真に何度も呼んであげる彩音が、すでにお互いを支え合っている素敵な夫婦になっていると思えました。

そんな二人の間で眠る鈴の寝顔がそれを象徴しているかのようで、この後日談は幸せいっぱいの最高のエピソードになっていました。

全体を通して重い物語であっただけに、この話は彩音と一真の幸せが一層輝いて見えます。

二人のその後が知れて大満足でした。

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漫画「名も知らず」の紹介

項目	情報
タイトル	名も知らず
作者	ヤナギナギ
ジャンル	オメガバース、ヒューマンドラマ
主要登場人物	七瀬彩音（シングルマザーのΩ）、彼女の娘・鈴、彩音の過去の番である相馬
特徴	親子の絆、個人のアイデンティティ、社会的偏見など深いテーマを扱う
配信サービス	コミックシーモアなどで配信中

物語の背景と主なテーマ

「名も知らず」は、ヤナギナギによる心温まるヒューマンドラマで、オメガバースの設定を取り入れた作品です。

主人公の七瀬彩音は、23歳のシングルマザーでΩ（オメガ）である彼女は、生活は厳しいものの、愛する娘の鈴と静かに暮らしていました。

しかし、彼女の日常は5年前に自分のうなじを噛んだ番（つがい）と再会することで一変します。

この漫画は、過去と現在、そして未来への希望が交差する点で深い感情を描いており、家族の絆、個人のアイデンティティ、社会的偏見といったテーマが織り交ぜられています。

主要登場人物の紹介

・彩音

過去に相馬に襲われて、妊娠してしまったオメガの主人公。
彼女の決断と母としての愛が物語を動かします。

・鈴

彩音の娘であり、彼女の生活の中心である鈴。
無邪気さと愛らしさで物語に明るい光をもたらします。

・相馬

彩音の過去の番であり、鈴の父親である相馬。

彼はアルファとしての役割を担いながら、彩音との複雑な関係を持ちます。

・相馬の父

相馬財閥のトップ。
彩音のせいで息子である相馬の人生を台無しにされたと思っています。

名も知らずはこんな人におすすめ！

・独創的で都会的な絵と世界観に浸りたい人

・オメガバースの世界で作られる悲劇と運命の物語を堪能したい人

・オメガであったためにアルファに強引にされた主人公の復讐がどのような結末を迎えるのか興味がある人

漫画「名も知らず」の管理人sizuku的総合評価

ストーリー：★★★★☆
キャラクター：★★★★☆
絵：★★★★★
表現力：★★★★★
読みやすさ：★★★★☆
没入感：★★★★☆
オリジナリティ：★★★☆☆

絵や表現力が秀逸で、世界観に引き込まれる要因になっていました。

背景も含めて都会的な絵柄が見ていて心地良く、独創的です。

彩音や相馬の表情も、読者に迫り訴えかけてくるものがあり、とてもドラマチックに読むことができました。

オメガバースという題材を取っている以上、オリジナリティは多少難しさが出るのはやむを得ないかも。

ただ、その題材のなかでも異色を放っていると思います。

短い話数で完結してしまいましたが、もう少し長くても人気が高まっていったのではないかと思いました。

後日談や番外編、続編などに期待したいところです。

鈴が成長してどうなったのかも気になります。

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