ﾓﾝｽﾀﾌﾞｰ12話ﾈﾀﾊﾞﾚ(3巻)と漫画感想!堕ちたﾏﾙｶの復讐を裏で楽しむ存在

2020年7月6日2020年7月29日

月刊ビッグガンガン 2020 vol.7に掲載のモンスタブー第12話「少女と秘密の非行」。

この記事ではそのネタバレと感想、無料で読む方法も紹介していきます。

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モンスタブー12話3巻「少女と秘密の非行」ネタバレ(月刊ビッグガンガンvol.7 高橋悠也・TALI)

街を歩いたマルカはすれ違う人達から奇異の目で見られていました。

マルカは将来のことはどうでもいいと、うつろな目で歩いていました。

自分は穢れたのだと。

◆

モチヅキの死なら色葉中が勢力ゼロになり、若葉と青葉の対決と思われていましたが、現在は両校とも生き残りはわずかとなっていました。

あるとき、エイジとセイに通知が届きます。

あいつからだと息巻くエイジ。

青葉ではセイも生徒たちの仇だと、通知の誘いを受けることに。

◆

セイとエイジはある陸橋の下に呼び出されていました。

お互いに呼ばれていたことを意外に思います。

呼んでいたのはマルカでした。

マルカは二人が逃げなかったことを評価します。

エイジはその態度に苛立ち、マルカの新しい仇徒が？？と表示されていることをマルカに見せます。

マルカは不気味に笑うと、手を上にかかげます。

するとマルカの頭上鎌が現れるのでした。

鎌の持ち手の先にはモチヅキの頭部があしらわれています。

エイジはそれを見て驚愕の顔を浮かべるのでした。

マルカは鎌を持ちふりかぶりながら一気に間合いを詰めます。

エイジとセイも武器を出して応戦することに。

エイジは弓を連射しますが、全てマルカの鎌になぎ払われ、目の前に接近されてしまいます。

エイジに攻撃しようとしたマルカの背後から、セイが剣を振り上げます。

マルカはそれより早く鎌をセイの剣目掛けて振り上げます。

鎌がセイの剣を弾き、上空に投げ出された剣にはヒビが入っていました。
青ざめるセイ。

間合いを取り直したエイジが再び矢を構えます。

マルカは鎌を投げつけ、弓に激突させます。

エイジの手から落ちた弓には大きなヒビが入るのでした。

傷つき、姿を現す仇徒たち。

マルカはトドメだと言って再び手を頭上にかかげ、鎌を呼び出します。

モチヅキの頭部は怒りを表しているかのような目つきです。

エイジは不気味そうに鎌のことを聞きますが、お前らには関係ないとしか言わないマルカ。

マルカが掛け声とともに鎌を振りかぶると、セイは退散の合図を出します。

エイジも不本意だったものの、マユミに説得され、マルカに攻撃されるギリギリのところで姿を消すのでした。

セイとエイジはすでに姿を消していました。

すると、カキザキがマルカの前に現れます。

武器をなんでも具現化できるカキザキは、スプレーで描くように銃を具現化し、マルカが鎌を使ったことを非難するのでした。

自分の言う通りにするよう答えるマルカ。

カキザキは怒りますが、オトネがやってきてそれを止めます。

マルカの好きにやらせる約束だったろうと。

オトネは眼球でシャッターを切ると、いい画が撮れたと喜びます。

◆

ランクC二人と同時に戦った動画がアップされ、マルカのフォロワーは10倍になっていました。

色葉の闇姫という称号がつくマルカ。

ガクは期待に応えてくれたマルカに喜びを表します。

マルカは視線を逸らし、ガクのためではないと無表情に答えます。

◆

エマはケントと話していました。

マルカをゲームから下ろさせるつもりが逆効果になってしまったと。

後には引けない、準備もできているというケントに、エマは決意の表情を浮かべて立ち上がります。

◆

あるビルの屋上でサンドイッチを頬張るマルカ。
モチヅキが食べさせてくれた食事を思い出し、一層気持ちが沈みます。

そこにエマがやってきます。

マルカの狙いは自分のはずなのになぜ周りばかり狙うのか、エマは疑問を投げかけます。

好きなおかずは最後に取っておくタイプというマルカ。

エマはマルカの変わり果てた姿に失望すると、武器を手に取ります。

マルカはエマの顔を見ると我慢出来なくなると言い、鎌を手に取ります。

エマが殺した、と繰り返しながら、鎌で攻撃を重ねるマルカ。

エマはなんとか受け止めていたものの、ついに武器を折られてしまいます。

折られた拍子に、そのまま地面に倒れるエマ。

マルカの鎌はエマの肩口をかすめて地面に突き刺さっていました。

腕から血を流したケントが元の姿に戻ると、プレイヤーを傷つけることはルール違反だとマルカに告げます。

分かっていたものの、ケントが助けると思ったというマルカ。

マルカは鎌でケントに斬りかかります。

ケント首スレスレで切っ先を止めると、なぜ棒立ちなのかとマルカは聞きます。

命をかけているのはマルカのパートナーだけではない、目を覚ませとケントは言います。

奴らの思うツボだと。

多感な思春期の若者を食い物としてか見ていない奴らで、若者の人生が壊れるほどそれを楽しんで見ている変態がいるのだと話すのでした。

◆

ガクはあるクラブにいました。

そのクラブでは若い女の子の首に鎖を繋ぎ、無理やりお酌をさせていました。

ガクが先生と呼ぶ中年の男が、ガクの儲けぶりを聞いていたため、その話をしだします。

ガクは思春期の子たちをみる目はあると言います。

少し手を加えれば面白い壊れ方をする子はすぐ分かると。

マルカもその一人でした。

マルカへの期待は大きいとガクは言い、ガクが先生と呼ぶ男にもどうかと勧めます。

男は断ると、ガクはいいのかと聞きます。
思春期は一瞬であり、大人になる前に喰い付くしておかないと、と怪しい笑みを浮かべて話すのでした。

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モンスタブー13話(3巻)

感想

ラストでマルカの壊れていく姿を楽しむ存在が出てきました。

これはジョン・レノンが言っていた、「この世はある偏執狂が支配している」という言葉を彷彿とさせます。

モンスタブーの世界では思春期の若者を食い物にしているようですが、リアルの偏執狂は若者に限らず人間を家畜と見ているという話もあります。

どこまで本当か分かりませんが、モチヅキさんを奪われたマルカはケントの言葉に耳を傾けることができるのでしょうか？

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