紅霞後宮物語～小玉伝～ﾈﾀﾊﾞﾚ31話(最新8巻)と漫画感想!黒幕の娘たち

2020年2月18日2021年4月16日

紅霞後宮物語～小玉伝～最新刊8巻に掲載の31話。

この記事ではそのネタバレと感想、無料で読む方法も紹介していきます。

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紅霞後宮物語～小玉伝～8巻31話ネタバレ

西湖と書かれた門を見上げながら、今回の謀反について思いを巡らせていた小玉。

歴史の記録としては事実が簡単に記録されるだけだろうと思いますが、自分だけがそのなかに流れる想いや真実を知っていると。
そしてそれを知っているのは自分だけでいい、自分だけがずっと覚えているからと思うのでした。

◆

小玉が帝都へ帰還すると民衆が万歳を叫びながら盛大に迎えてくれます。

大家の計らいだという沈太監。

皇后が悪人を成敗して戻ってきたという歴史に残る一ページを記念してのことでした。

小玉は飾り立てされた話に気持ち悪さを感じてしまいます。

◆

多くの兵たちが見守る中、文林に報告する小玉。

公の話が済むと、お互いに言いたいことがあると睨み合います。

李昭儀を始めとする後宮の女性たちが小玉の帰りを迎えに出ます。

無事を祝う李昭儀は、変わりがなかったかと小玉に聞かれます。

そこで司馬淑妃以外はと答える李昭儀。

司馬淑妃は大家が自分のもとに訪れないことを誰かの陰謀だと騒ぎ立てていたのでした。

大家との仲を妨害する人間がいるのだと言って自分から会いに行こうとして取り押さえられていました。

それを聞いて彼女が妬くほど文林が紅霞後宮にそれほど来てくれたのだと、鴻の面倒をよく見てくれたのだと思う小玉。

梅花たちはそれを聞いて目を逸らします。

李昭儀たちは自分たちが渡した人形のことを聞くと、小玉は賊を追っているときに焼けてしまったと、変わり果てた人形をしぶしぶ見せることに。

李昭儀たちはそれを見て、身代わりの役割を果たした素晴らしい人形だと言い、宮に祀って欲しいと言い出します。

紅霞後宮で鴻と再会する小玉。

文林にどんな面倒を見たのか聞いてみると、小玉の文を読み聞かせて文林と小玉の呼び方を教えただけでした。

がっかりする小玉。

文林は言いたいことがあると言うと、恨みを皇后に向けるようにしたことだと話します。

小玉は文林の敵が多すぎるからひとつくらい夫婦として背負いたかったこと、そして自分の感情として許せなかったことを話します。

文林はそのことで沈太監を糾弾したといいます。
なぜだと驚く小玉。

文林は沈太監に敵の確保を命じていました。
その中核の人物が殺されるのを止めもせず見過ごしたからだと文林は言います。

それを聞いて小玉は沈太監をかばいます。
彼は自分の気持ちを知っていたからだと。
罰するなら自分を、と話す小玉。

文林は小玉が沈太監と同じことを言うので、二人の仲を嫉妬し、機嫌を損ねます。

ふて寝する文林の背中に小玉が寄り添い、文林に長生きしてと伝えます。
お前の祖父かと不満をこぼす文林。

小玉もおばあちゃんになるまで生きろと文林が返すと、小玉はおかしくなって笑ってしまいます。

小玉のほうに向き直り、彼女の顔にそっと手を触れると、痩せたなと文林は言います。

今までもこれからも苦労をかけると続け、小玉もうんと答えます。

文林の顔を見つめながら、文林はこの先も自分の隣にいてくれると信じるのでした。

二人の間に割って入る鴻。
鴻は頑張ったご褒美に一緒に寝る約束をしていたのでした。

3人でそのまま眠りにつきながら、小玉は金然に心のなかで言います。
これが自分の信じていることだと。

◆

呂端の尋問の結果を聞く文林ですが、小物でしかなく何も聞かされていなかったことが分かります。
殺処分をするよう命じる文林。

攝が生母を早くに亡くしていたために金然を近づけることになったこと、その後に好意が神格化へ移り、金母を国の頭に擁立しようと考えるようになったのだろうと話を受けます。

バカバカしいもののバカにしか思いつかないものだと言う文林。

そして話は寛に移ります。
金然の騒動の隙をついて宸を滅ぼそうと動いていたのでした。

昔から睨み合ってきた国同士でしたが、文林の即位と寛の国でも即位があり、膠着状態になっていました。

金然の件で寛は動かない、自分たちも動くには早いと判断します。

そして今回の件であぶり出されたものへ間者をつけること、寛への密偵も増やすよう伝えます。

文林は自分の夢を奪うなら容赦はしないと心のなかで思うのでした。

◆

明慧の位牌に手を合わせ報告する小玉。

その後ろに飾られた明慧の肖像が実物とかけ離れていることを見て、樹華に聞きます。

樹華も筋肉が表現しきれていないと嘆き、小玉は文林にお願いすると約束します。

誠の様子を聞くと、立ち直ってきたと笑顔で答える樹華。

誠は訓練に勤しんでいました。

樹華が誠を呼び止め、声をかけると、誠は小玉に不器用ながらも今回の事件の解決に対してのお礼を述べます。

樹華は練習させていたのだと言うのでした。

この身が死ぬときまで小玉に仕えると親子ともどもひざまづく二人。

誠の名前を呼び、抱っこしてもいい？と笑顔で声をかける小玉。

誠は涙を浮かべて小玉に抱きかかえられるのでした。

◆

ある場所で自分たちの悪事がバレるのではないかと心配する殿中省の薄殿中監。

大理寺の孫大理卿はそう言う薄殿中監を声が大きいとたしなめます。

文林はバカではないと言う工部の司馬尚書（司馬淑妃の父）は、彼に唯一の穴があるとも言います。

あの女だと。

司馬尚書動くのですねと確認する薄殿中監。
後宮での動きを自分たちの娘を使うように言い、娘たちを呼びます。

娘たちに司馬淑妃の周りを固めておくよう伝えます。
力となるために司馬尚書が九嬪に押し上げたと言い、その恩に報いるように伝えます。

御意にと答える孫修儀と薄充儀。

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感想

黒幕が司馬の父だったとは驚きです。

司馬淑妃はいいイメージがありませんでしたが、どこまで父から知らされているのでしょうか。

後宮が今まで以上に嵐に包まれそうな予感です。

鴻に邪魔されてしまったものの、文林と小玉がいい雰囲気でした。

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