薬屋のひとりごとｶﾞﾝｶﾞﾝ12巻ﾈﾀﾊﾞﾚ(59話～63話)と漫画感想!鷹狩と壬氏の秘密

2023年12月20日2023年12月21日

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前話58話のあらすじ

壬氏の産みの母と先帝のエピソードが語られ、壬氏の正体が明かされていく内容になっていました。

壬氏は自覚がなかったようでしたが、母からは猫猫に対する壬氏の想いを見破られていたようで。

漫画「薬屋のひとりごと（ビッグガンガン）」12巻（59話～63話）ネタバレ含むあらすじ＆感想【日向夏　ねこクラゲ七緒一綺しのとうこ】

59話「怪談」

鷹狩りの帰還を迎えた翡翠宮に、新しい顔ぶれの女官たちが加わりました。
猫猫は、新入りの女官たちの顔と名前を一致させることに苦労しています。
興味のないことには注意を払わない彼女にとって、新たな仲間とのコミュニケーションは一筋縄ではいかない課題となっています。

そんな中、猫猫は物置小屋を自分の隠れ家として見つけ、そこに薬草や調合器具を運び込みます。
しかし、桜花にその居場所を否認され、結局は元の部屋に戻ることになります。
それでも、玉葉妃の好意により、物置小屋を使うことが許可されるという展開に。

一方で、猫猫の社交的な面が心配され、桜花は彼女を新しい女官たちとの親睦を深めるために怪談話の会に誘います。
ここで猫猫は、他の女官たちとの交流を試みます。
怪談話には特別な関心を示さないものの、猫猫は周囲の雰囲気に徐々に馴染みつつあり、新しい環境に適応しようとする姿勢が見て取れます。
このように猫猫は、自分らしい方法で宮廷生活に順応しようと奮闘しているのです。

60話「避暑地」

翡翠宮に戻った猫猫は、暑い中待機している宦官たちに水を提供する心遣いを目の当たりにします。
この小さな気配りに、猫猫は感心します。そんなとき、猫猫は貴園から玉葉妃の呼び出しを受け、急いで彼女のもとに向かうことになります。
そこで、玉葉妃と壬氏が猫猫の一時的な「貸し出し」について話し合っているのを耳にします。

壬氏は、特定の期間、猫猫を自分の元へ「返して」ほしいと依頼します。玉葉妃は当初、猫猫の毒見役としての重要性から疑念を抱きますが、壬氏が信頼できる代理の侍女を提案することで、玉葉妃の同意を得ます。

猫猫は、壬氏と高順が密談する様子を察知しますが、その詳細は探らないことにします。
やがて、鷹狩りへの出発が決定し、その行き先が子昌さまの領地であることが判明します。
子昌さまは、楼蘭妃の父親であり、高位の官職に就いています。この出発に猫猫は複雑な感情を抱きます。

旅の途中、馬車での長い移動に猫猫は苦労を感じますが、武官の馬閃との会話を通じて、その地域の政治的背景について深く知ることになります。
屋敷に到着後、猫猫は壬氏、高順、馬閃と共に過ごし、壬氏が彼女の食事に含まれる「元気になる」食材に対して苦笑いする場面に出くわします。

夜になり、豪華な夕餉が用意されます。
壬氏と高順は猫猫に毒見をさせ、彼女は何の抵抗もなく食事をしますが、馬閃は食事の効果に圧倒され、結果として部屋で休息を取ることになります。
一方、猫猫は贅沢な一人部屋での宿泊と湯浴みを満喫し、翌日の鷹狩りに備えてゆっくりと休むことになります。

61、62、63話「狩り　前編～後編」

翌日の朝、猫猫と壬氏一行が鷹狩りへと出発しました。
壬氏は目立つ外見を隠すため覆面をつけ、「香泉」という偽名を使っていました。
彼の抜群の容姿が原因で、前夜には彼の部屋で女性たちが騒動を起こしていたのです。

猫猫は、狩場へ向かうため馬車に乗り込みました。馬車には、獲物をその場で料理するための調理道具が積み込まれていました。森へと向かう途中、猫猫は周囲の自然に興味を持ちつつも、遠慮して手を出すことはありませんでした。

宴会場では、酒と肉が振る舞われ、美しい女性たちが肉を配っていました。壬氏は覆面をしたまま、食事にはほとんど手を付けませんでした。他の男性たちは楽しそうにしていましたが、壬氏は孤立した様子を見せていました。

壬氏が小用と称して席を立つと、猫猫は彼の後を追いました。途中で水と調味料を混ぜた液体を準備し、森へと足を運びます。森の中でふらつく壬氏を発見し、彼を近くの洞穴へと案内します。猫猫は、壬氏の体温を下げるために必死に努力しました。

しかし、壬氏が何かを明かそうとすると、猫猫は話を遮り、蛙を捕まえたふりをして壬氏の秘密を知らないふりをします。

その後、宴会が終わり、高順は自室に戻ります。
主賓である東宮（壬氏）の様子に、多くの人々が心配の念を抱いていました。
高順は、東宮の状況を把握し、宮中の勢力図を熟考します。
壬氏が宦官ではない可能性を知りながらも、その秘密を守ることに決めました。

猫猫は、壬氏の真実を知ることを避け、自分の立場を守ることを選びました。
壬氏は秘密を打ち明けたいようですが、猫猫はそれを受け入れることを拒否。
この結果、両者の間には微妙な距離感が生まれることに。

壬氏の秘密を知った猫猫の反応が面白いところでした。
宦官ではないならこの美貌はなんなのかと、猫猫のなかの好奇心が膨らんでいたようです。

壬氏の正体を知ったら猫猫がどんな顔をするのか、今から楽しみです。

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