推しの子 最新17話ﾈﾀﾊﾞﾚ(2巻)と漫画感想!場の空気を整えるｱｸｱ

2020年9月11日

ヤングジャンプに掲載の「【推しの子】」17話。

この記事ではそのネタバレと感想、お得＆無料で読む方法も紹介していきます。

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【推しの子】最新話17話（2巻）「演出」ネタバレ含むあらすじ

ドラマの撮影が始まろうとする中、元天才子役の有馬かなは改めて演技への情熱を燃やしていました。

ネットや世間から自分はオワコン扱いされていても、脇を固めるのが演技のできない顔だけの若手アイドルであっても、ここから全て取り返してみせる……。

折りしも今から始まるのは原作漫画における屈指の名シーンです。

ヒーローとストーカーがぶつかり合い、かな演じるヒロインがそれを見て生まれて初めて愛を知り涙する……そんな物語のクライマックス。

そんなシーンの撮影にかけるかなの気持ちは凄まじいものがあったのですが、しかし相手役の若手アイドルは違いました。

相変わらずの棒読み大根芝居を繰り出してきて、かなの気持ちもあっさりと挫けてしまいます。

ところが、そこにストーカー役として急遽参加する事になったアクアが登場。

彼もかなに張り合えるほどの演技の才能はなかったのですが、それでも五反田監督の下で学んだ演出法を駆使し、自分に与えられたストーカーという役柄を見事に演じていきます。

さらに若手アイドルとの殴り合いのシーンに入る直前、アイドルの耳元でこっそりと彼を罵倒。

それでアクアに対して本気で怒りを覚えたアイドルは、それまでの大根芝居とは打って変わって生きた演技をするようになっていきました。

そうしてアクアが場の空気を整えたおかげで、かなも本来彼女が持っている演技力を発揮できるように！
一連のシーンは予定していた演出や台本とはかなり違ったものになってしまいましたが、撮影していた監督はそれにオーケーを出してくれます。

子役ばかりの現場ではこんな風にアドリブや脚本の変更が入る事は珍しくなく、また今の方が有馬かなも実力を発揮できてきっと嬉しいだろう、と。

そんなかなは、今回のラストシーンである「主人公に恋に落ちた乙女の顔」の撮影に移ります。

カメラの前でまさに恋する乙女そのものの顔を見せるかなでしたが、彼女が見つめる視線の先にはアクアの姿があるのでした。

感想

アクアは自分で何度も「演技の才能がない」と言っていましたが、それでも五反田監督から学んだ演出の知識や技術でカバーしていくみたいですね。

そしてそんなアクアにかなが本気で恋をしてしまったようでして。

でもアクアって元30代の産科医が転生した人物で、精神年齢ではかなと大きな開きがあるんですよね。

そこを考えると、かなの恋がどうなっていくのかは少し心配になってしまうかも？

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