漫画 令嬢はまったりをご所望7話ネタバレ(1巻)と感想!実はミサノが悪役?
漫画「令嬢はまったりをご所望。」1巻(2019年12月24日発売)に掲載の7話。
この記事ではそのネタバレと感想、無料で読む方法も紹介していきます。
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「令嬢はまったりをご所望。」7話ネタバレ(コミック最新刊1巻収録、三月べに/梶山ミカ漫画)
ローニャは過去を振り返り、あのとき小説の世界ではなく現実だと思えていたらなにか変わっていたのかと思うのでした。
15歳のとき、シュナイダーと女性二人と一緒にお茶をしていたローニャ。
シュナイダーは卒業してすぐにローニャと結婚したい考えを女性たちに打ち明けます。
女性はきれいな花嫁になるだろうとローニャを褒め、恋愛小説の王子様とお姫様のようだというのでした。
しかし、それを聞いたローニャは怒鳴り声を上げて嫌がります。
シュナイダーもどうしたのかと驚き、ひとます二人だけになろうと言い出します。
心配してくれるシュナイダーに謝りながら、小説と違う将来を感じてしまいます。
その後ミサノがシュナイダーと出会うことに。
くじ引きで踊りのペアになり、光栄だと挨拶するミサノ。
周囲はミサノの身分とローニャという婚約者がいることを知っていたため、辞退しない図々しさに呆れる様子を見せていました。
シュナイダーはくじ引きということと、同じ学園の生徒ということで平等な立場だと言って笑顔で彼女の手を取ります。
◆
シュナイダーのさっぱりした性格もあり、ミサノにも親しく接するようになっていきます。
遠くからミサノがシュナイダーを好きになっていることを認めるローニャ。
あるとき、本が積み重なった机で勉強しているローニャにシュナイダーがねぎらいの言葉をかけます。
一番でないときがあってもいいのではないかとこぼすシュナイダー。
聞き返すローニャに、シュナイダーはハッとして取り繕ったようにローニャがいつも疲れているようだからと答えます。
たびたび気遣い世話を焼いてくれるシュナイダーにローニャは嬉しく思っていました。
◆
成績順位の掲示を見ているシュナイダーとミサノ。
ミサノはローニャに次いで2位だったため、いつかローニャを超えると息巻いています。
シュナイダーは1位も2位も変わらない、気にしすぎだと答えます。
シュナイダーがローニャを見つけて駆け寄ると、憎ましげな表情になるミサノ。
あるとき、以前からミサノは自分をライバルとして見ていたことを知るローニャ。
家庭教師もおらず、自分で勉強して優秀な成績を取り、魔法の才能もローニャよりあるかのように見えていました。
ヘンゼルや女友達のレクシーはそれを聞くと励ましてくれます。
レクシーは明日から休学して外国に行くということでローニャを心配をするのでした。
レクシーを安心させようとミサノのことは気にしないようにすると言うローニャ。
それからすぐ、ローニャが本を何冊も積んで持って歩いていると、ある男性が走ってきてローニャにぶつかります。
本が下の階にいたミサノの前に落ちます。
叫び声を上げるミサノ。
周囲もどうしたのかと騒ぎ出すと、誰かがローニャがミサノに本を落としたと言い出し、シュナイダーとミサノとの仲を妬んでのことだという声がします。
ローニャは笑顔で謝りわざとではないと軽く伝えるのでした。
ミサノはローニャを睨みつけます。
貴族らしい振る舞いをしたはずだと思うローニャですが、謝り直したほうがいいかと思い、声をかけようとすると、ミサノは去っていきます。
魔法の訓練の時間にある生徒が魔法を暴走させ、流れ弾がローニャに飛んできます。
それを魔法で跳ね返すと、偶然ミサノのすぐ上のほうに飛んで壁に激突することに。
悪意がなかったにもかかわらず、ローニャの嫌がらせということになります。
すべて小説に書かれていた内容でした。
ミサノに悪事を暴かれると言われ、婚約を破棄されたとき、心から幸せそうにするシュナイダーを見てローニャは思います。
自分はシュナイダーと離れることしか考えていなかったばかりでなく、シュナイダーに甘えてばかりで彼に愛を注いでこなかったのだと振り返るのでした。
さようなら、幸せに、と去っていくローニャは愛は片方だけではなく、二人で注ぎ合わないといけないのだと思います。
目が覚めるローニャ。
夢を過去のことだと思って気持ちを切り替えます。
獣人が来てから10日が経ち、客層が変わっていました。
ローニャ目当ての男性が減り、コーヒー好きの女性が増えていたのでした。
獣人はそれなりの頻度でいつも午後に来店してきたため、午後からはテイクアウトのみとなっていました。
その日の午後も獣人たちがやってくると、チセが初めて目にしたものを見てうまそうだと言って目を輝かせて近寄ってきます。
お菓子作りを手伝っていた妖精のロト達は慌てだします。
チセが向かった先は新作の試作ケーキでした。
自分たちが味見をするとチセは言います。
ロトたちではなかったことに内心ホッとするローニャ。
妖精たちも働きづくめだったため、糖分が足りていないと思っていたローニャはケーキを試食してもらってたくさん補ってもらおうと思っていました。
街の人からもケーキを褒めてもらっていたこともあり、新作に精を出していたのでした。
前世にもなかった果物を使って甘みを出したり、輝く見た目にしたりと、試行錯誤したケーキ。
チセはケーキを食べながらマックウェイみたいなのが来ていないかと心配してくれ、追い返してやると言ってくれるのでした。
見返りは困るものの、お客さんでもあり、好意を持たれることも嬉しいとは思うと話すローニャ。
自分の身を自分で守れると笑顔を見せるものの、内心は獣人が街の人達から疎まれていることを考え、これ以上獣人たちに迷惑をかけたくないと思うのでした。
ローニャが元気がないように見えたチセ。
シゼがローニャの頬を舐めます。
砂糖が付いていたのだと。
キラキラしていると思ったものの、ローニャの肌が白いせいで砂糖とは分からなかったというチセはまだキラキラしているから自分も舐めてやろうかといいます。
照れながら拭くから大丈夫だと答えるローニャ。
舐められてドキドキするローニャは、それが異性によるものか好きな猫科によるものかわかりかねていました。
◆
開店前の朝、入り口をノックする音が聞こえ、ローニャを呼ぶ声がします。
心臓が高鳴るローニャ。
ドアを開けると、祖父とラーモが立っていました。
嬉しくて笑顔になるローニャは一緒に朝食を食べていくように伝えます。
祖父も喜んでそうすると答えるのでした。
・番外編
ある夜、ラテアートを追加しようと思ったローニャ。
獣人達の顔アートをかわいく書きますが、こんなはずではないとまったく納得できません。
彼らのモフモフや瞳などの魅力を再現できず、凝りに凝って何度もやり直してしまいます。
その日は寝ることなく過ごしてしまうのでした。
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感想
悪役令嬢はミサノではないかと思いました。
これで本当にシュナイダーがミサノを選んだのだとしたら、見る目がなさすぎると思いました。
前世で読んだ小説の筋書きと今のローニャの世界がすこしずれてきているのかとも感じられます。
シゼがぺろりとするところが、ライオンらしくなくてかわいかったです。
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