紅霞後宮物語～小玉伝～ﾈﾀﾊﾞﾚ33話(最新8巻)と漫画感想!廃后と紅燕

2020年2月22日2021年4月16日

紅霞後宮物語～小玉伝～最新刊8巻に掲載の33話。

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紅霞後宮物語～小玉伝～続編最新刊8巻33話ネタバレ

司馬淑妃の頬をはたいた文林。

その事実を本人から知らされた小玉は女性に手を上げたことに抗議しますが、文林は殴ったほうが良かったかと答えます。

司馬淑妃は狩猟の会のときに助けてもらった小玉に対し、彼女の陰謀だと言って文林に詰め寄っていたのでした。

小玉の馬はエサを食べないようにしつけておき、自分の馬だけ食べるようにしておいたと。

それなら小玉はなぜ助けたのかと文林が聞くと、不義密通の疑いを晴らすためで、機会があれば自分を亡き者にしようとしていたのだと話します。

我慢の限界を超えて引っ叩いと言う文林。

皇后への不敬罪で死刑にしてもいいところだが、司馬尚書の出方を見たいと文林は言うのでした。

◆

後宮の自室で怒りをあらわにする司馬淑妃。

父である尚書がなにをやっているのかと叫びます。

司馬尚書にも準備があると嗜める孫修儀と薄充儀。

そこに司馬淑妃の子、鳳皇子（ほうおうじ）がやってきます。
恥ずかしそうに孫修儀に挨拶すると、以前孫修儀からもらったライチがおいしかった、そのお礼を言いたかったと話します。

また持ってきてあげようと話す孫修儀。

しかし、司馬淑妃は甘やかさないように怒ります。

大家の王子としてライチなんかに惹かれているようではダメだと。

孫修儀はこどもだからと庇いますが、母親になったつもりかと司馬淑妃は彼女に怒りを向けます。

そんなつもりはないと恐縮する孫修儀を横目で見る薄充儀。

◆

司馬尚書は娘が大家に話しに行ったことを聞かされます。
なにをやっていたのかと孫修儀と薄充儀を咎める尚書。

淑妃を引き止めたものの、淑妃の怒りが大きかったことや周りの目があったからと、孫修儀と薄充儀は弁解します。

尚書は淑妃に金や教育などあらゆるものを注ぎ込んできたがバカは治らなかったかと落ち込みます。

尚書と別れ、二人きりになったときに薄充儀は孫修儀にどういうつもりかと聞きます。
淑妃に陰謀だと散々焚きつけたのは孫修儀だったのでした。

今の混乱の状況をチャンスと見るのか窮地と見るかどちらかと孫修儀は聞き返します。

孫修儀は薄充儀が引きこもって何かを書き続けていることを知っていると告げます。

薄充儀もただ司馬淑妃のいいなりで終わる人生に甘んじているつもりはありませんでした。

自分の気持ちに気付いたのだと薄充儀は言います。
憧れの人に対する気持ち。
それは馬に乗って駆けていく勇ましい小玉の姿でした。

小玉が主人公の小説を完成させた薄充儀は、それを本人に恥ずかしそうにして渡します。

薄充儀の裏切りを知らされる父と司馬尚書。
彼女の父はまさかのことに動揺を隠せません。

◆

やがて開廷の日になり、司馬尚書が文林に、小玉の皇后の素質を問いただします。

文林は小玉の素質に疑いはないことを告げ、淑妃の救助、賊討伐の功績などを挙げます。

それを認める司馬尚書ですが、世継ぎを生まないことに疑問を投げかけるのでした。

文林は小玉が自分を愛さないであろうことを知っていました。
そして小玉を愛するにふさわしい人間は沈太監であると内心思うのでした。

司馬尚書は皇后決定の際に文林が反対を押し切って小玉をつかせたことを持ち出し、小玉の役目は終わった、次は世継ぎを生める皇后が必要だと言います。

意見を汲んでやったから今回は自分の意見を汲めとは、自分取り引きを持ちかけるつもりかと司馬尚書を睨みます。

司馬尚書は国のためだと言い、周囲の従者たちも口を揃えて文林にご一考をと、言うのでした。

◆

文林は沈太監と二人になると、沈太監もご一考をと注進します。

ダメだと反論する文林は小玉は頂上に立つ人間だと続けます。

敵の狙いは関皇后を降ろして後宮の力を弱体化させ、そこから朝廷を叩き、皇帝の地位を狙っているのだろうという沈太監。

しかしそちらに気を取られると寬に足元をすくわれる可能性もある、真の敵を見誤らないようにと、沈太監は果断をするよう申し伝えるのでした。

小玉のためかと考える文林は、子がないための廃后を紅霞後宮には絶対に伝えないよう言います。

◆

紅霞後宮にいる小玉は文林が今日は来ないのかと思います。

梅花は政務で忙しいのだろうと答えると、文林の負担を自分が持つことができたと思ったのにとすこし残念がります。

梅花は紅霞後宮に籠もることも大家の助けになると伝えます。

皇后である自分のことで文林が咎めを受けることに疑問を感じた小玉ですが、それが皇帝と皇后だと梅花は答えるのでした。

清喜が薄充儀の小説を読まないのかと小玉に持ちかけますが、小玉は怖くて読めないと隠れます。

◆

馬車の中で娘の紅燕の名前を呼ぶ王太妃。

紅燕に後宮で頂上にのぼりつめ、あの方の隣の座を手に入れるのだと、紅燕ならできると告げます。

馬車から降りた紅燕は、憧れと期待の表情を浮かべて返事をするのでした。

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感想

小玉は皇后の座を降ろされるでしょうか?

皇后として輝く小玉が見られなくなってしまうのはどこか寂しさを感じます。

尚書の思うがままになってしまうのは悔しい気もしますが、紅燕の登場でなにかが変わりそうな予感です。

紅燕は王太妃の娘だけあってとても美しかったです。
彼女は文林の親戚にあたるようなので、文林や小玉たちとどう絡んでいくのか楽しみです。

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