ｸﾛｰﾊﾞｰtrefle10巻57話ﾈﾀﾊﾞﾚと漫画感想!夜中のﾊﾟﾘで抱き合う二人

2019年12月26日2020年5月11日

2019年12月25日発売のクローバーtrefle最終巻10巻。

この記事ではその57話ネタバレと感想、無料で読む方法も紹介していきます。

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10巻の他の話のネタバレはこちら↓
59話（最終回）、58話、56話、55話、54話

クローバーtrefle57話ネタバレ（最終10巻）「再会と新しい年」

冷たい態度の細谷

周囲の雑踏の中、手を繋いで黙り込む妃女子と細谷。
細谷が見つめる中、妃女子は視線を合わすことができず、俯きながら言葉を絞り出そうとしていた。
細谷は手を離し、気をつけて帰れよ、と後ろを向いて去って行く。

突然の細谷の態度に戸惑う妃女子。
話したいことがあると呼び止めようとするが、細谷は自分は話すことはないと言って聞かない。
それでもせっかく会えた妃女子は負けじと私にはありますと言うが離れていく細谷。
走り寄り、後ろから細谷を捕まえて気持ちを伝えようとすると、細谷は振り向きざまにくしゃみをする。
妃女子は顔にかけられてしまう。
細谷にティッシュを渡す妃女子。
彼が薄着だったことに気付く。
慌てて来たのだという。
露出したままの襟元、赤くなった耳、細谷の薄着姿を見つつ、慌てて来た理由を考えた妃女子は、細谷の気持ちに気付き、頰を赤らめる。
自分のマフラーを細谷にかけてあげる妃女子。
細谷は妃女子を心配するが、ダウンコートのジップを首元まで上げて大丈夫だと伝える。
その直後、また黙り込んでしまう細谷。

細谷は気を取り直し、やっぱり年明けまで一緒にいるかという。
喜ぶ妃女子。
妃女子は、前は行けなかったから今回は行きたい、と向かう場所をリクエストする。

夜中のパリデート

真夜中の観光名所をを巡る二人。

昼にも訪れたシャンゼリゼにやってくると、相変わらずの人混みだった。
イルミネーションが輝いてる。
細谷を見失い、見回していると、彼はホットワインを差し出して来た。
妃女子のためにクリスマス市で買って来てくれていた。
シナモンを入れて飲むんだと教えてくれる。
初めてのあったかいワインに珍しがりつつ、おいしいと笑みがこぼれる妃女子。
予想よりアルコールが強く酔っ払ってしまう。
ふらつく妃女子を見かねて、自分の腕に掴まえさせる細谷。
照れる妃女子は以前と変わらない細谷の優しさと横顔を見て、今までのことを思い返す。
部長に迷惑をかけてしまったけど、来て良かったと思う。

抱き合うカウントダウン

イルミネーションで輝くエッフェル塔を見て、感動する妃女子。
もうすぐカウントダウンが始まる時間だった。
細谷は自分のそばを離れないように気をつけろという。
なぜ？と聞き返すと、ここの人たちは年明けの瞬間に誰彼構わずキスをするのだと。
驚く妃女子。
そして、カウントダウンが始まり、年が明け、新年を祝う声で溢れかえる。
妃女子はさっそく、見知らぬ男二人に掴まれ、キスをされそうになる。
細谷は忠告をしたのに、と言いつつ、二人の男から妃女子を奪い返す。
妃女子を抱きとめながら、男達にフランス語で叫ぶと、彼等は渋々離れていった。
何をいったのか聞く妃女子だが、細谷はそれには答えず、恋人のふりをしていれば大丈夫だからという。
しばらくその場で抱き合う二人。

妃女子はドキドキが止まらなかった。

一緒にホテルで過ごす

細谷はおおきなくしゃみをしてしまう。

風邪がひどくなってきた細谷は自分のアパートに帰る電車ももうないしと悩む。
周囲で騒いでいる人たちは朝まで騒ぎ通すらしかった。
妃女子は自分の泊まっているホテルに来てもらうことにした。

到着して部屋に行くと、妃女子はシャワーを浴びていいか細谷に聞くと、彼は自分は先にねるということだった。

お風呂に入りながら、細谷をあのままにするわけにはいかなかったと、自分に納得させる妃女子。

部屋に戻り、横になっている細谷の名前を呼ぶ妃女子。
返事もなく、細谷はすでに寝息を立てていた。
妃女子もおやすみなさいといい、そのまま眠る。
妃女子が眠った後、細谷はベッドの上で、天井を見つめながら、私は知ってるよ、という真珠の言葉を思い返していた。

感想

初めは冷たかった細谷がだんだんと妃女子に向き始めてドキドキでした。
年末のパリは至るところに二人の距離を縮める仕掛けがあったように見えてしまいました。
ほかの男にキスされないように恋人のフリをして守ってもらう。
こんなシチュエーションにあったらお互いにノックアウトになりそうです。
まして、細谷と妃女子の関係であれば、離れていた心の距離が近づくには十分過ぎるきっかけだと思いました。