虫かぶり姫14話ﾈﾀﾊﾞﾚ(2巻14幕)と漫画感想!ｴﾘｨを想う悩ましげな顔

2020年1月24日2021年1月8日

この記事では漫画「虫かぶり姫」第14話（第14幕）のネタバレと感想、無料で読む方法も紹介していきます。

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漫画「虫かぶり姫」第14話(単行本2巻14幕）ネタバレ

ニコラレッツィ博士との出会いはクリストファーが15歳の頃でした。
博士が貴族に絡まれているところを仲裁に入ったのがきっかけで、博士に酒場に連れられることになります。

悩み事をしていたクリストファーを見抜き、酒が不味くなるから話してみろという博士。
クリストファーは婚約者問題の悩みを抱えていたため、話すことにしました。

エリアーナの父や祖父に何度も手紙を送っていたクリストファーでしたが、すべて読まれもしないまま、断られていました。
自分の父親に頼ってみるも、サウズリンドの頭脳を出し抜ける日が来たら安心して引退できるというのみで、あてにならず。

そのうちに婚約者候補としてミゼラル公国の姫が浮上し、クリストファーは困ることになります。

自分の力で彼女との婚約話を破棄するのが難しい関係なのでした。
母方の祖母の生まれた国であり、婚約者としてふさわしいであろうすべてを備えた女性だったのです。

テオドールからも彼女に不満はないだろうと聞かれてそれを認めると、幼い執着をそろそろ捨てろと言われます。

しかし、クリストファーはエリアーナに対しての気持ちと同じ気持ちを彼女には抱けないと言ってテオドールの前を去ります。

クリストファーはエリアーナに話したときの事を思い出していました。
エリアーナだけに今度秘密の呪文を教えてあげると話したとき、エリアーナは楽しみにしていると笑顔で答えたのでした。

その顔を今でも忘れず、当時の気持ちも色褪せる事はないとクリストファーは感じていたのでした。

話を聞いていた博士は、青臭い、だからエリアーナの父たちにあしらわれるのだといいます。
どうすれば勝てるのかと聞くクリストファーに、そんなことは知らないと切り捨てます、
好きな娘の一人や二人自分の力で捕まえてみろと。

博士は続けます。
しかしいつか星の巡り合わせが来るときがある。
そのときのために力を蓄えておけばいいといいます。

今までエリアーナとの婚約を反対ばかりされていたクリストファーにとって、否定しない博士の態度と言葉に心を打たれるのでした。

諦めなくていいと分かり、エリアーナの父たちに勝てるよう力をつける決心をしたクリストファー。

もう引き裂かれないようにすると、今度こそエリアーナをつかまえてみせると誓います。

しかし、勉強代と称した酒代として有り金をすべて持っていかれるのでした。
博士に貸しだからなと悔し泣きするクリストファーでした。

感想

エリアーナに抱く気持ちをテオドールに話すときのクリストファーの悩ましげな顔がとても胸に響きました。
エリアーナを思い続ける場面やニコラに励まされてエリアーナをつかまえると決めたときのクリストファーにもキュンとします。

エリアーナはこんなに慕われて幸せ者だなと思いましたが、幼いときの彼女はまだ本にしか興味がなかったことを思うと、このときは幸せものとも言い切れないのかなと思ったり。
いや、将来結ばれるならやっぱり幸せなことでしょう。

秘密の呪文が何なのかとても気になります。

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